天命の城 Original Sound Track
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天命の城 Original Sound Track
[CD]
Ryuichi Sakamoto 坂本龍一
Modern Classical
發行年份
2025
專輯廠牌
commmons
$770
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專輯介紹
2018年に公開されたファン・ドンヒョク監督の韓国映画『天命の城』のサウンドトラック・アルバム。
ファン・ドンヒョク監督による2018年公開の作品で、坂本にとってこれが初めての韓国映画への参加。餓えと寒さに苛まれながらの籠城という極限状況をオールロケで撮影した映像のリアリティは凄まじいが、そこに坂本はさまざまなサウンドを加えることで、この映画を単なる歴史物を超えた別次元のものへと昇華させている。
「Vacant Throne」での超低域と物音、「The Fortress Title」でのアナログシンセの和音と低いベース、「Dispute」での深いリバーブがかけられたピアノ内部奏法、「Yongs Threat」でのモジュラーシンセによるノイズ‥‥それらは晩年のソロアルバム『async』に通じるサウンドであり、映画のサウンドトラックであることを忘れ聴き入ってしまうほどだ。
もちろん、メインテーマである「Kings March Strings Version」での空気を包み込むような優美なストリングスは坂本の真骨頂であり、戦闘シーンで流れる曲ではストラヴィンスキーをほうふつさせるオーケストレーションとリズムを展開するなど、伝統的な映画音楽の要素も巧みに組み込まれている。「Kings March」はストリングスバージョンのほかさまざまな変奏が行われるが、なかでも「Kings March Spinet Version」の美しさは格別だ。
チェンバロと同族の古楽器であるスピネットは繊細な音を奏でるが、音量が持続せずすぐに消えていくのが特徴。
そのスピネットをゆったりとしたテンポで、それこそ拍や節にとらわれることなく弾くことで、音の消え際から次の音が立ち現れるまでの間が生じ、引き伸ばされた時間と深淵な空間とを表現しているのだ。